JOB INTRODUCTION
仕事紹介

品川ファーネスでは、技術職と施工管理職、主に2つのフィールドで
産業界を支えるメンバーが、技術を磨き知見を深めています。
企業紹介+インタビュー
職種紹介
技術職

替えのきかない技術とノウハウで
現場作業を担うスペシャリスト

製鉄現場の第一線で、築炉工事や鉄鋼設備のメンテナンス作業などを行います。1,000℃以上に達する工業炉の内部や、溶けた銑鉄が流れ出る「樋(とい)」の内側を、損傷や侵食から守るもの。それが耐火物です。耐火物の施工には厳密な基準があり、わずかな誤差も許されない高度な築炉技術が求められます。こうした技術を持つスペシャリストが、工業炉や鉄鋼設備の性能を十分に引き出し、その寿命を長く保つうえで、重要な役割を果たしています。
また、活躍のフィールドは製鉄現場だけでなく、各地域にあるクリーンセンターにまで広がり、廃棄物処理を行う焼却炉にも、築炉の技術が活かされています。積み重ねた技術や知見によって、日本の産業界を支え、人々の快適な暮らしに貢献することが、技術職の役割です。

たとえばこんな仕事

◯高炉炉前整備
「高炉」とは、鉄鉱石や石炭などの原料から、「銑鉄」を作り出す溶鉱炉のこと。銑鉄を取り出す「出銑口」や、銑鉄を次の工程に流すための「樋」に、不定形耐火物を流し込むことで、各設備を高温溶融物から守ります。高炉自体は休みなく稼働しているため、迅速かつ高精度な作業を行うことがポイントになります。

◯鍋整備
製鉄所の中には銑鉄から不純物を取り除き、強靭な「鋼(はがね)」を作り出す「転炉」や、溶けた状態の鉄を次工程に運搬するための「取鍋(とりなべ)」など、溶融状態の鉄を運ぶための設備が多くあります。こうした設備に対して、レンガの立体的な配置や施工の順番、加工方法など、常に完成形をイメージしながら築造していきます。
施工管理職

築炉工事やメンテナンス工事の現場監督として
プロジェクトの進捗と品質を管理

各種プロジェクトの現場監督として、工程管理や写真撮影、資材管理、お客様との調整などを行います。また、事前に現場調査を行い、作業者の安全を確保することも重要な業務です。作業者は目の前の業務や、次のステップのことを考えて仕事をしていますが、監督者である施工管理職は、常に4手先、5手先まで見越しながら絶えずシミュレーションを続け、必要な段取りを行い、現場をスムーズに回していくことが求められます。
限られた工期の中で、高品質な工事を実現できるかどうかは、施工管理職の知見やコミュニケーション能力にかかっています。大きな工事では、100人規模の社員や協力会社社員に動いてもらうため、段取りのミスによる作業のやり直しや、空き時間の発生は許されません。そんな大きな責任を伴う仕事のため、やり遂げたときの達成感は格別です。