社員紹介
無駄なく、安全に工事を成し遂げたとき
責任を担うプレッシャーが、大きな達成感とよろこびに変わる
西潟 星憧氏
2018年入社
築炉整備を担当。大学時代は理学部で研究に打ち込んだ。
原田 耕希氏
2016年入社
築炉整備を担当。後輩育成も行い、若手社員を牽引する。
矢澤 啓氏
2017年入社
設備整備を担当。アーク溶接など資格の取得を目指す。
段取りが何より重要。鍵になるのはコミュニケーション
原田:施工管理職の仕事は、いわゆる“現場監督”。工事の品質管理や安全管理などが主な役割になります。その面白さや大変な面について、振り返ってみませんか。
矢澤:とにかく、段取りの重要性を身にしみて感じます。作業を行う協力会社の職人さんたちに、無駄なく仕事を進めてもらうためには、事前の準備が何より大切です。工事の内容をしっかり把握しておくこと、必要な資材を揃えておくこと、現場の状況を十分に把握しておくこと。やるべき仕事はたくさんあります。
原田:本当にそのとおりですね。工事の品質は、段取り次第だと思います。入社当初、耐火レンガなどの必要な資材が、危うく在庫切れになってしまいそうな場面がありました。上司がフォローしてくれたので工事に支障をきたすことはありませんでしたが、私たちが段取りを誤ると、工程全体に大きな影響が出ることを痛感しました。
西潟:現場は常に真剣勝負。職人の皆さんも、当然ながら、緊張感を持って仕事に臨んでいます。最初はその雰囲気に圧倒されるばかりでした。
原田:けれど、休憩時間はとても気さくに接してくれますよね。
西潟:そうなんです! 引き締めるときは引き締める、緩めるときは緩める。そのメリハリある姿勢は、とても勉強になります。プロフェッショナルな職人の皆さんが身近にいて、仕事を共にできる環境は貴重だと思います。
矢澤:“現場監督”といっても、一人では何もできません。そう考えると、コミュニケーションの大切さに思い至ります。お客様や協力会社の方々と、どれだけ連携を密にできるか。企業の壁を超え、皆で知恵を絞り合うイメージでしょうか。
原田:一致団結して工事にあたり、無事に工事を成し遂げたときのやりがいは格別です。未熟ですが、私たち施工管理職が皆の架け橋になって、質の高い仕事を実現していきたいと思います。
社員思いを実感できるから、成長への意欲が湧く
西潟:矢澤さんは、大学時代、政治経済を勉強していたんですよね。当社のようなエンジニアリング企業に興味を持つのは、理系学生の方が多いように思いますが、入社の決め手は何ですか?
矢澤:面接のときに、当社代表取締役や採用担当者と話をしましたが、その印象がとても良かったんです。物腰柔らかく、丁寧に接してくれたことから、社員を大切にする会社だということが伝わってきました。また、創業以来、安定した経営を続けていることも、入社を決めた理由のひとつです。
原田:実際、会社を挙げて多様な資格の取得を応援してくれることからも、社員思いを実感できますね。
矢澤:社員一人ひとりの裁量を尊重する社風も気に入っています。例えば私の場合、興味のある現場を、ある程度自由に見学することができます。自分のスケジューリング次第で、幅広く知識を得ることができるから、自然と仕事の熱意もわいてきます。
原田:確かにさまざまな経験を積むチャンスをくれる会社だと思います。約半年の間でしたが、客先管理部門に出向して、工事施工承認申請の業務を任せてもらったこともあります。そのおかげで、多少ともデスクワークのスキルは培われたと思います。西潟さんは、今後チャレンジしてみたいことや目標はありますか?
西潟:今は先輩に付いて仕事をしている段階ですから、ひとり立ちすることが目下のチャレンジです。先輩や協力会社の職人さんに教わったことは、逐一メモを取るように心掛けているので、いずれはこれを業務用マニュアルの作成に役立てていきたいと思っています。それが、次の後輩の役に立てばうれしいです!
原田:矢澤さんはどうですか?
矢澤:先輩たちの背中に少しでも近づくことが目標です。無駄のない段取りや、とっさの判断力、案件に対する理解の深さ、あらゆる能力が自分とかけ離れていて、いつも驚嘆するばかりです。設備に関する知識は、それを所有しているお客様より豊富であることも珍しくありません。
原田:お客様以上に、お客様のことを知っているから、質の高い工事が実現できるんでしょうね。まだまだ先輩たちの背中は遠いですが、共に楽しみながら頑張りましょう。